2022年6月 8日 (水)

「致します」と「いたします」?

ex. 233

知人に「ずっと疑問に感じているのだけど」と
以前私が文章の添削で「致します」を
ひらがなの「いたします」に修正したことがあって
その理由を尋ねられました。

理由のひとつは、
「ひらがなの方がやわらかな印象になるということ」
ですが、実は文法上のルールもあるのです。

簡単に言うと漢字の「致します」は動詞で
「する」の丁寧語。
ひらがなの「いたします」は補助動詞で
動詞にくっついて使います。
例えば、「私の不徳の致すところです」
「そのように致します
「訂正いたします
「送信いたします」のように使います。

他にも
「下さい」と「ください」
「頂く」と「いただく」も使い方を迷いますね。
漢字は
「バラの花を下さい」「お釣りを下さい」
「賞金を頂く」「お茶を頂く」
ひらがなは
「ご自愛ください」「お立ち寄りください」
「ご覧いただく」「お越しいただく」

間違って使ってもあんまり気にならない昨今ですけれど。

なんとなく違いはお分かりいただけましたか?

 

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2022年3月18日 (金)

時候のことば さくらさくら

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今日の読売新聞の編集手帳に
夏井いつきさんの句が紹介されていました。

花びらを追ふ花びらを追ふ花びら

 

           

すてきです。

桜のピークをほんの少し過ぎて
華やかなのにちょっと寂しい情景が浮かびます。

春真っ盛りの時期に時候のことばに
いかがでしょうか。

 

 

 

日をまたぎまして、3月23日。

本日も季節のご挨拶の話題が掲載。
今の時期は季節の変わり目でもあり、なんとなく
「春」がうれしいのか、ついつい時候の話題を
口にしたくなるようです。

”正岡子規に少し変わった句がある。
老いた母親のつぶやきを耳にして
そのままを俳句にした。
<毎年よ彼岸の入りに寒いのは>
  ~ 略 ~
外を歩いて冷気を吸い込んだとき、
鳥取地方に伝わるということわざを
思い浮かべた。
「彼岸の鳥ころし」
と言って、季節外れの雪で小鳥がえさを
さがすのに苦労しないか、
そんな心配の情がこもるのだという。
東京都心をはじめ雪に見舞われた地域がある。
ようやく緑に色づいてきた木々の間で、
人間以上に寒さに震えたのが
小鳥たちかもしれない。”


そろそろダウンジャケットを片付けたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2022年3月15日 (火)

久々新聞コラム 木の芽時

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久しぶりに新聞のコラム欄に
ちょっと素敵な季節の話題が掲載されていました。

そういえばそろそろ毎年のように
ベランダの下につくしが顔を出すうれしい頃合です。

お手紙の季節の挨拶や話題のヒントに
どうでしょうか。

”歌人の若山牧水は詩も書いている。
「春の雨」から一節を引く。

<木の芽のさアきに
 雫(しずく)が一つ生れた
 うまれた雫
 雫がまるく光つた
 光つたと思ったら
 きらりきらりと落つこつた>

(略)
いわゆる「木の芽時」の詩作である。
俳句では冬を終える開放感を表すのに使われる。

<夜の色に暮れゆく海や木の芽時>

と原石鼎が詠んだのは、日暮れがゆっくりになった
春の海の景色だ。
季語の一つかと思えば、現代医学に
目にすることもある。
木の芽時は自立神経が乱れやすく、
睡眠障害などの不調が心身に
出やすい季節とされている。
全国的に気温が上がったきのう、
牧水の故郷・宮崎は28度を超える
夏日になった。
たとえ大ジョッキでビールをぐいっと
飲み干したくなったとしても、
木の芽時に自律神経が
乱れたせいではない。”

      3/15読売新聞 編集手帳より

     

  彼はうとうとのんびり ↑

 

 

 

 

 

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2022年1月 1日 (土)

謹賀新年2022

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20211231_201437
新年
あけまして
おめでとうございます!
波乱万丈の2021
なんとか乗り切り
2022年今年は
充実の一年でありますように
笑顔のあふれる一年になりますように

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2021年10月18日 (月)

大人のたしなみ...「また会いたい」と思わせる一筆箋の書き方

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本日、幣著「大人のたしなみ『一筆箋」気の利いたひと言」<青春出版社>

の抜粋記事が、Oggi.jp (web版)で5回連載、その1回目が掲載されました。

大人のたしなみ「また会いたい」と思わせる一筆箋の書き方は?

一筆箋、気負うことなく活用してくださいね。

 

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2021年10月 3日 (日)

手書きとお礼状

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先日、何年ぶりかでケンタッキーのバーガーをテイクアウト。

オーダーをして待っていると、数人のスタッフがテキパキと

処理していて、レジ横では対応してくれたスタッフの人が

何か書いている・・

しばらくしてお待ちかねハンバーガーを受け取り、帰宅して

袋を開いたら、ハンバーガーと共に1枚のメッセージカードが

入ってました。

Photo_20211003101101

これね💖さっき書いてたの(^^)

いつからケンタッキーってこんな事やってるの?

ファーストフードのお店でもこんなアプローチあるんだ💚

手書きっていうのがキュンとしますね。

 

そういえば、某ブランドショップで買い物をしたあとも

丁寧なお礼状が届きました。Photo_20211003102901

購入した品についての印象や情報など丁寧に触れ

こちらの好みにも触れ

出来合いの文章でない感じがうれしい。

『先日は*******でのお買い上げ

誠にありがとうございました。素敵なトップスとペンギンパンツの

コーディネイト、とてもよくお似合いで嬉しかったです。

ジャケットも合わせてぜひお楽しみくださいませ。

ネックレスは軽くてニット類とのコーディネイトもきれいです。

****のチュニックは長袖を通してシーズンレスで活躍すると

思います。色々お試しくださいね。

また10月に向けて季節の進んだアイテムも入荷して参ります。

次回お会いできる日を楽しみにしております』

手書きがまた心憎い。やっぱりプリントアウトのハガキは

ダイレクトメールみたいで

スルーすることが多いですが、自筆のものは温度を感じて

無視できませんね。

 

コロナ禍以前にも手書きのお礼状は手にすることは

ありましたが、

外出やちょっとしたショッピングを控えている昨今は

特に人の気配を感じる手書きのお手紙は

心に残ることを改めて実感します。

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2021年9月 5日 (日)

快気祝い

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人生には時に思いもよらないことが起きるようです。

現在まで幸いコロナには感染せず、

緊急事態宣言で梅田や三ノ宮とか長いこと行ってないけど

中々旅行とかも行けないけど、

お友達とのランチも我慢だけどけど!

それなりに充実した生活をしていたのに

突然、想定外の入院生活を経て先日無事退院。

 

職場関係の人達やお友達からお見舞いが届き、

迷惑をかけてしまったのに、、と恐縮しました。

でも心にかけて下さったことがうれしくて、

温かい気持ちになってすごく励まされました。

 

そこで快気祝いの品をどうしようか、と

思案。

一般的には、繰り返さないように、、という意味合いを込めて

残らないもの、「消え物」が良いらしく、

美味しいお菓子とかを送るみたいですが

賞味期限とか思うと、今一つ決めかねる。。

知恵をめぐらせた結果、とあるサイトで紹介されていたのが

今治タオル

今、治りました」ってダジャレだそうで。   S4201606   

 

これ★そのままメッセージとしてカードに一筆入れて、

 

今治タオル、感謝の気持ちいっぱい込めてお渡ししました。

 

ありがとう。

 

気付けば夏の暑さもピークを越えて

なんとなく「秋暑」という感じ。

皆さまご自愛専一に、とお祈りいたします。

 

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2021年6月19日 (土)

梅雨は紫陽花

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先日、長男親子と一緒に池田市にある「久安寺」を訪れました。

紫陽花を浮かべた池が評判、いわゆるインスタ映えスポットですね。

満開少し前の、今がもっとも勢いある紫陽花はまさに梅雨のスターです。

20210615_130208kyuuannji

 

 

年中行事のように

6月はバッグに傘を常備して

つややかな草花を楽しみ、衣替え(遅い?)して

エアコンは除湿モードで

梅雨のあける日を待ちわびたい。

 

今年は心なしか

「異常気象」ということばが少ないような気がするのは

「コロナ禍」が渦巻いているからか

あるいはコロナのせいで、地球環境がほんのちょっぴり正常化したからか。

おきまりのジトジトさ、おきまりのうっとおしさ、

真夏へのおきまりの期待感とかエネルギー

そんなのがいい。

 

20210613_175335

だいじな存在達と、ずっとこれからもいろんな事

一緒に楽しむことができるといいなあ。

 

 

 

 

 

 

Screenshot_20210613002929_gallery

さて、

浄土真宗本願寺派

本願寺津村別院 発行の

月刊誌「御堂さん」(毎月1日発行¥110)

7月号にインタビュー記事が掲載されます。

 

メールやLINEなどSNSの時代だからこそ

手書きのよさが見直されて、

最近は前者たちときれいに住み分けが

進んでいると感じるのはうれしいことです。

 

Screenshot_20210613002948_gallery 大震災やコロナ禍など、

世の中が大きな不安にみまわれた時は

特に手書きの温かみや、

手紙の持つ「わざわざ」感が底力を発揮して

あんまり上手くない字でも、作法がわからなくても

癒しや応援になって

あらためて手紙ってすごいと思ってしまいます。

 

 

 

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2020年11月30日 (月)

2021年へ向けて・年賀状

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あれよあれよという間に2020年があとひと月

あわただしい年末に突入します。

 

20201125_125540-1

先日、届いた小包に伊丹郵便局からのメッセージがペタンと貼ってありました。

なくても大丈夫だけど、このちっちゃい1枚貼ってあるだけで

不思議に違ってみえる、がんばってるなあ、と。

               

季節のご挨拶も時候の挨拶も、例年であれば

相手のことを思い遣ったり自分の身の回りを見まわしたりして

言葉を探しますが、

今年はなんとなく日本中、もしかしたら世界中が

共感するご挨拶文がみつかりそうな気がします。

こころから励ましあえたり、

寄り添うことができそうな気がします。

 

   


年賀状を来年は送らないという人の中には

「年賀はがきによるコロナ拡散が怖いから」

「なんとなくおめでたい気分ではないので書く気持ちになれない」

という例年にない理由がみかけられます。

異常なこの1年に、もろに翻弄されてしまった多くの人々が

世界中にいる、そのことに胸が痛みます。

「マスクして手袋して書きました」と

今年の賀状には一筆入れようかな、とつい思ったのは許してほしい。

おめでたい気持ちにはなれないかもしれないけど

年賀状って祝意だけでなく、

感謝の気持ちや、また一年のご厚誼を願う気持ちを伝えるものでも

あります。

以前にも紹介した代筆の仕事のエピソードですが、

ご不幸があった方へも自然なかたちでご挨拶をしたいと

クライアントの意向で、年賀状に代わる「年末のご挨拶」つまり

*一年のご愛顧・ご支援への感謝 

*来る一年のご厚誼を祈る気持ち

を表した挨拶状を晦日~大晦日に到着するように

一斉に顧客に向けて送ったことがあります。

これは喪中の方へも寒中見舞いの時期まで待たずに

発信できたので、いいアイデアだと思ったものです。

 

さて

昨年までは送らなかったけど、

今年は年賀状を送ろうと考えている人もいます。

「友人・知人と会う機会が少なくなったため」

「ステイホームでお盆やお彼岸、年末も帰省や外出ができなくなったため」

「交流の回数が減った」

「感染していないか、健康か、など知りたいし

仕事への影響や近況報告もふくめて」

という理由があるようです。

 

SNSでも賀詞は伝えられるけど

手書きの文字には、「思い」とか人柄だけでなく

不思議に今の状況も伝わるから不思議。

「よろしく」だけでいいので、一筆を添えていただけたらなあ、

と思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

できそうな

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2020年8月22日 (土)

変わる気候とごあいさつ

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先日、お墓参りに日帰りでドライブ帰省しました。

立っているだけで汗まみれになるお墓参りを無事に済ませたあとは、

いつもであれば親せきやご近所の方にご挨拶をするところを

こんな状況なのでご遠慮して、

現在は無人になっている田舎の家を訪れると

家を囲むいぶきの木が伸びに伸びて、すっかり森。

表の道から奥の家をすっかり隠して、

まるでトトロのさつきちゃんの家の入口のようなトンネルに。

これも放置してるとすぐにふさがって

出入り不可能になってしまいそう。

自然の逞しさってすごいです。

 

さて、今年は梅雨が長引いて、ずっとジメジメ蒸し暑く

なんとなく本格的な真夏突入かな、

と実感したのは7月の終わりごろ、というのは私だけ?

暦の上では立秋を過ぎて(今年は8月7日らしい)、

秋が立って朝夕は秋めいているはずですが・・・

「はあ!?」であります(--;)

夜中に愛犬のフレブルと散歩をすると

わずか10分の外出も暑さにめっぽう弱い彼は、

しばらくゼイゼイ呼吸が荒くて

彼のために一日中エアコンはつけっぱなしです。

秋ってどこやねん。

おそらく今が暑さのピークなのでしょうね。

 

タイミングとしては、立秋を超えたら「残暑お見舞い」になります。

でも

まだまだ猛暑も折り返してない気がする中、私としては

なんだかこの決まり文句を使うことに抵抗があって、

ルールやマナーとしてわかっているけど、

「残暑お見舞い申し上げます」ではなくて、

ましてや「秋暑お見舞い申し上げます」でもなくて、現在のところは

「厳しい暑さとコロナのお見舞いを申し上げます」

と書き始めています。

 

昔々むかしムカシ、から既存のハウツー本に載せられている

時候の挨拶の定型文にズレを感じ続けていて、

そのことを幣著に書いたのが、もう10年近く前ですが

いよいよ季節のズレが顕著になってきているようです。

衣替えは6月や10月ではないし

9月になっても暑苦しい。

私の周辺では、紅葉は12月に真っ盛りのこともあります。

あ、でも、つくしが顔をのぞかせる時期はずっと同じかなあ。

雨の季節もそんなに大きくは変わらないか・・

 

つまりは

幣著や講座でもたびたび取り上げているように

時候の挨拶で使うことばは、ぜひ自身の肌感覚で

「今」を表現して欲しいのです。

それが一番確実です。

 

ということで、あらためまして

 

厳しい暑さとコロナ禍のお見舞いを申し上げます

皆様 いかがお凌ぎでしょうか

毎年とは違う今年の夏が

少しでもあなたにとってやさしいものでありますように

こころよりお祈り申し上げます

              令和2年8月

 

追伸

  あれれ今日の空気・・

  これは既に

  「残暑」か💦

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