クッションことば
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私は何かを人にお願いしたり反論したり、お断りするのが苦手で、ついついできる事柄であれば自分でやってしまいます。
日本人は特にこういった「してください」とか「できません」「ちがいます」というのが不得手な傾向にあるような気がします。ですから、ソフトで繊細な思いやりの表現が発達したのでしょう。
「クッションことば」
言いにくい事柄や、直接伝えると嫌味や冷たい印象となるものを「クッションことば」を用いることで、やわらかく表現することができます。
「クッションことば」は、依頼・反論・拒否などのことばの前後につけることで、その言葉に「感謝」とか「敬意」「思い
やり」の気持ちを込めることができ、受け取る相手の印象も全く違うものになります。
【言葉の前につけて用いる】
恐れ入りますが
せっかくですが
あいにく
残念ながら
お手数ですが
おさしつかえなければ
失礼ですが
いつもお世話になっております
申し訳ありませんが
よろしければ
ご面倒ですが
お忙しいにもかかわらず
お言葉を返すようですが
身にあまるお話ですが
【言葉の後につける】
してください→していただけますか→していただけませんでしょう
か
お願いします→お願いできませんでしょうか
例 : 資料を送ってください。→お手数ですが、資料を
送っていただけませんか。
お約束は致しかねます。→申し訳ありませんが、
お約束は致しかねます。
今回は見送らせていただきます。→ありがとうございます、
ご期待に沿えず残念でなりませんが
今回は見送らせていただきます。
こちらの考え方の方が正しいと思います。→
ご意見なるほどとは 思いますが
こちらの考え方の方が正しいのでは
ないでしょうか。
普段からなじみのある言葉ですから、難しいことではありませんね。
むしろ社会人必須のマナーといってよいでしょう。
何度も読み返すことができる手紙ですから、こういったちょっとした心配りが案外重要だったりするのです。たった一滴(一言)のスパイスを落とすことで、その文章の印象がまったく変わってしまうこともあります。
【お知らせです】
4月から大阪天満橋と伊丹の「大阪よみうり文化センター」で「手紙の作法」講座を開講することになりました。
受講される方を募集中です。
大阪よみうり文化センター
3ヶ月全6回を予定しています。
私の経験とノウハウを、たくさんお伝えできるようがんばります。













