入学お祝い状
Vol. 108
大学3回生になる息子が中学に入学する時に、小学校5,6年を担任して下さった先生から届いたはがきを紹介します。
ある日、うちの長男( 弱いくせに喧嘩っ早いやつやってん☆) が、ひとりで多数の同級生を敵に回してケンカ中、この先生が間に入ってきた時、当然ですが多数派が一斉に息子に不利な報告をした、とさ。小学校では子供同士のケンカでは、なんでもすぐ仲裁に入ってとりあえず握手させる先生が多いので、息子としては、今までの先生のように適当に話を聞いて、謝って握手させられるものとあきらめ、「ごめんなさい」を言いかけた。ところがこの先生、意外にも「謝るな!。」と息子を叱り飛ばしたからユニーク。自身ベテランお母さん先生なので、どうも場の雰囲気を見た瞬間に状況が把握できたのでしょうね、「悪くないのに謝るな。」と指導されて、当時帰宅した息子は随分「ビックリした」と、おっきな目をして私に話してくれたのを、この懐かしいハガキを見て思い出しました。
ひとつぶの水滴 やなせ・たかし
雪の中で ひとつぶの水滴が生まれた
地上めがけて 落ちていった
無数の水滴はあつまって川になり
海へ流れていった
ぼくは何かの役にたったのだろうか
ひとつぶの水滴は そう思った
ひとつぶの水滴がなければ
川もなく海もない
地球は完全に乾いてしまう
入学おめでとう。
あなたらしさをなくさないで、すばらしい中学生活をおくってください。
1998.4.9
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